2月10日の日記

夢が無いから死にたくなるのかな
って思ってた。
でも、実際は夢を持っていても
やりたいことが出来そうにないことに失望してしまうこともあるんだ。
夢を諦めないで生きることはなんて難しいのだろう。

私には夢を追いかけている友人が数人居る。
アナウンサーを目指す子、デザイナー（絵）を目指す子
そして音楽を目指す子。

先の2人は夢を叶えた。
皆才能はあるし行動的だから、いずれはそうなるだろうと思っていた。
残りの一人も、勿論才能はある。
素人の私が言っても全然説得力は無いが、
全国で賞もとっているし、多分上手いんだと思う。
でも、彼女だけが悶々とした毎日を過ごしている。
彼女は動くときは動くが、
動かないときは全く動かない。
そして、持病を患っているため無理は出来ない。
それでも、夢に向かう彼女を私は誇らしく思っていた。

先日久しぶりに彼女に会った。
パート生活だったのだが、仕事も辞め
今は何もしてないと言う。
一応春からはまた仕事を再開するようだが、
将来の見通しが立たないことに不安を抱いているようだった。

私がこんなに絶望的なのは、夢も希望も
そして何に対しても興味をもてないからだと思っていた。
でも、そうではないんだ。
皆不安なのは同じなんだ。

辛いときは想像してみればいい。
自分が成りたい姿を。
自分が成るべき姿に近づくために
ほんの些細な努力をしていれば
案外やり過ごせるものだ。多分。
彼女は夢を叶えるだろう。
私は今の会社を辞めるだろう。
それでいい。
どうなるかはわからないけど、
まだ大丈夫な気がする。
遅いかもしれないけれど、
厨二病的だけど
多分大丈夫。

だって確かなものなんて、一つだってないから。
この世の中なんて全部うそばっかり。
こうして過ごす現実も夢かもしれないんだから。